ワスレナグサの花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」です。中世ドイツの悲しい恋の伝説に由来するとされています。騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲く美しい青い花を、恋人ベルタのために摘もうとして誤って川に流されてしまいました。ルドルフは手に持っている花を彼女に投げながら「私を忘れないで」と叫び水中に消えていきました。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名前にしたのだそうです。
忘れな草ちゃんは、そんな悲しいお話は全然聞こえないようで、その周りには爽やかで涼しげな風が吹いているかのように楽しそうにしています。